ANIVARS-ROAD8
『Foresight and insight』
cameraの傍受からプレマテリアの位置を特定した少年は書店に居るのを確認し無事でいる事に安堵した
街中のcameraを戦闘機のmonitorで監視する。特殊な導線で自らのnote-pcと接続し様々な映像を切り替えながら優越な表情で見下ろすように監視する
ー戦闘機はこの国境付近に停めてあるから合流は可能だしね。刺客から上手く逃げたならーーー
その時
ー書店の前で二人いるね。顔は見えないか…しかし何だろ?見覚えある感じは?もう一人はどうだろ?何か二人ともカッコマンな気がする。それどころじゃないか。?…何だ!!!この二人!ー
cameraのlens越しに少年は神経を研ぎ澄ませた。繊細な針を絶妙に焦点に刺し込む程の鋭さを瞳に宿した。呼吸を深く長く吸い吐く
脳を極めて冷静に活動する為に
ー何だこの二人は?僅かだが警戒を怠らないに越したことは無いがあえて隙を作っている。視線は向かず背中から微かに感じる余韻は…只ならない存在だ。しかも仕草の中に動作に置ける手動を装うfeintと始動の過程に繋がる洞察と見計らう要素を携える陽動も感じる
即ち
「もしや彼等は刺客と衝突しプレマテリアを助けた?だからこその待機か?ならば刺客を撃退し発信機に気付いて標的を変えた?だけでなく更なる監視二人をここで…この感覚は…殺すのか?指先の動かし方が装填だ、この紺jacketは…そして隣の変癖金髪は僅かな指のrhythmが流舞の体術に似ている。何かするのか?ここから見えるか分からないが企みを感じるあの二人から」
ーこれから暗殺なら、成功する!感だがこの二人の実力は…並みのDIRYZすら瞬殺する際どさをlens越しから感じる。そしてー
「あぶり出す為にわざとやっているなら挑発だ。僕に対する…っっっははは~あはは~!!」
手を大きく自らの膝を叩き爆笑する。感情の高ぶりを受け入れ戦闘機から出た少年は
「見極めも仕方無いね。成功する必ず!」
外の空気を吸いゆっくりと待つ事にした
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