ANIVARS-ROAD10
ADVICED-QINGS』
再び歩き出す三人は開放的な景色と空腹を満たした腹と刺客を始末した(厳密には二人)為体が軽く浮き足で進行する
景色は右を見れば山岳と一定距離にある屋台に私服警官と通行人多数である
道路に広さは大型車三台分くらいのspaceの広い歩道を国境目指し歩いていた
三人は互いにこれ迄の経緯を話しながら笑いを混ぜ時には感情を砕けながら歩いていた。Sickは胸中で感じた事は
″年齢は関係無く誰しもが苦労してるんだな″
と自分よりも若く身長の低い少年を見て思わず笑みをこぼす。Lectatは山岳の上にある風車や長く続く道路の先を眺めながら道中を歩き感じたのは
″旅の醍醐味は先々の出会いと新たな未知に踏み込み靴を鳴らし楽しむ″
事と。プレマテリアは上機嫌で歩きながら命を助けられ救ってくれた人が(変わった戦闘の達人で愉快でそれでいて…何処か寂しくて恐い)という印象を与える人物だった。その為何故か時折背筋に凶器を突き立てられる恐怖も度々感じた
やがて分岐点が見える
国境だった。警備員がいるが偽造の生存登録所を提示する(住民登録していない人物は不法滞在者に間違えられ住所と身分証明が必須になる。パスポートも可)
難なく通過した三人
暫く歩くと、巨大な高さと大きさを持つ門が聳える場所
青銅色の虎の口に水晶が入った銅像が目に付く
空に届くのかと言わんばかりの門の付近
だがそこは無人だった静まり返る程の静寂
Sickは胸中で語る
ー何で門の警備がいねぇ?しかも【アレ】はー
Lectatは吹き荒れた風が通過し砂埃を巻き上げた場所にあえて移動した。その答えは単純である。その場所には巨大な飛行物が停まっていた
ー成る程。これは予期せぬ事態かー
やがて土埃が晴れると人物がハッキリと見えた
堂々と立つ一人の少年
プレマテリアは歓喜を上げ歩み寄る
!!!!Sickはプレマテリアの前に立ち進入を拒否するように左手を軽く伸ばし右手を腰に回し【撃鉄】に触れた!
正面に立つ少年は無邪気に蔓延の笑みを浮かべている
【死体】を引きずり
プレマテリアの視界をSickは隠したままで
Sickと少年の中間にLectatは立ち
そして会話が始まる
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