抹消の継承者編4
『Daybreak-Inbirth』
血飛沫が舞う!壁や床に付着し更に無惨を生む
「破綻したのはお前の方ね!Fuckin-Guy!!」「ザケてろ!!」
飛び交う言葉は成立しているが集中力は僅かに途切れる。補ったのは互いの力量と反射速度である
「コイツ等強すぎる!」「こんな予想はしていない!!」
Dazzlingがscarfを激しく動かせば人体が切断され後方で支援射撃をする輩をSickが撃ち抜く!
Sickが移動しかち合う場所にいる輩をDazzlingが凶器を投げ仕留める!!
連携はDazzlingが最も得意としSickは相性によると判断していた。互いに一致するのは最速で殺害する事である
tableに飛び込むように身を預け転がりながら銃を乱射し一瞬で数人を骸と化した!片腕の掌をtableに着け反動で低空後方回転!!木製の椅子に着地する直前に右踵を滑るように蹴り椅子が一瞬浮いた直後空中で上体を逸らし左足で上空目掛け蹴り上昇する椅子
「BEST!」疾走し跳躍するDazzling!椅子を踏み台にし更に上昇!空中に舞いながら広範囲に刃物を放ち輩に突き刺さる!!崩れ落ちる死体となった輩
「テメェでlastだ」
発砲し殺害
「全く派手で厄介な輩達だ。bitterなアジトが血液で香ばしくなったわ」「たま~にcuteなオチのある会話が薄気味悪ぃ」「キャハっ♪」「ソレは更に際立たせやがる。新たなゲテモンになってんじゃねぇ」
「そういうなよ。同業者の口癖なんだよ。パクっただけだ」
死体の充満する倉庫から更に奥へ進むと鉄格子があり横に引くとスライドした。後方を見ながらSickは生存者が居ないか確認しDazzlingの後につく
ー何だかね~ここがアジトなら妙な事が三つはあんぜ。まぁ、何でもいいがな、しかしDazzlingが絡んでくるとは……ー
「よし、この部屋に案内するわよ~」
ー嫌な案件しか記憶にね~ー
「!?」
PCの液晶画面に警告が走り椅子を回転し確認する。黒い瞳孔が広がり現状を把握する為
「ん~?これは一体何が起きたんだ?謎の怪奇現象」
「?警戒宣言されるくらいか?」「円盤が空中浮遊でもして消息を絶ったってオチならお前の仕業にしてやるクソチビ」
返答する迄の誤差は長く暫しの間が齎した静寂は少年の緊張が張り詰め二人は顔を合わせる
「現地調査に赴いた観測者達が兆候消失……何だこれ?周辺から膨大な熱量と高次元の変革酵素が排出……それって」「人体に有害発祥する危険数値は?」「……Feed-6」「おい、素人に分かり易く説明しろ」
画面に釘付けになりながら口にする言葉は深く沈むようであり浮かず漂う
「核爆発の放射濃度に勝る致死量で周囲にいる人々の生存率はほぼ0だね。つまりは一帯に閉鎖宣言が間も無く政府から下る筈だよ……何が起きたんだ一体」
腕を組み床を見つめながら白短courtの女は
「何処行くんだ?」「VERMILION。ギリギリの範囲迄後で教えろ。クソチビ、発信器よこせ。衝撃が拡散した時に必ず確信に迫る伏線が絡まる場所に何かがあるからな」
青銅で輝く剣が壁に立てかけられたのが第一印象だった
白く清潔な部屋に妨害する色は黒と灰と紺
Sickは周辺を見渡せば機械で構成されたような一室で踏み込めば赤外線が作動するかのような罠が張り巡らされたような印象がある。Dazzlingは中央にあるアタッシュケースを開き【何か】をSick目掛け投げ咄嗟に受け取り見れば
「何だこれは?」「錠剤」
「中身が何なんだってありきたりはタリぃからsimple要望だ」
「やっぱ好きねお前が。寄せ付けない風格を予想外な場面で醸し出す唐突の変化」
ー油断する代わりに奇襲の手段を増やすだけだけどな。口にしねぇのはー
「カス、よく聞きやがれ。外で異常な事が起きやがる際でぇ事態を確証させる実行が下されるだろうな……中ではゴロツキが何だか居やがってやがるし奇行過ぎるテメェも。だから敢えてうぜ」
歩み寄りtableに座り近接した二人が語り出す最初の言葉
「この事態はどんな事件になり何と結び付くかだ」
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