ANIVARS-ROAD6

『Feelings, change and agreement』

食事を済ませblack-coffeeを胃袋に流し込み満足し一呼吸するSick。食事は若干の睡魔と疲労が誘う為caffeineの摂取は習慣であり必須であり食後の一時である
Lectatはchamomile-teaをたしなめ舌で確かな余韻を楽しみ優雅を満喫する
気が付けば客層も熟年になり小綺麗な主婦と連想する人々がtableを合わせ食事と会話でにぎやかになっていた
改めて振り返ればこの店は洒落た装飾や置物や植物が置かれ品の高い店な事に気付く。空腹を埋める時間に費やした豪快な食べ尽くしをした二人は何処か違和感がある。少なからずSickは。プレマテリアは胸中で納得した
「いやぁ、しかしマジでこの店は美味ぇな。わりかしリーズナブルな価格だしよ?なぁLectat?」
ー何で微妙な単語使うんだろ?しかもcoffeeほぼ一気飲みってタプっちゃうよ、お腹ー
観察の眼差しでプレマテリアは神妙な表情で見つめる。胸中で強調したのは「やはりこの店は向かない。僕の髪型のように」と
「納得するね。しかしこの海域で採れる【グレートニクス・オメガ・スゼント・グラマラニック・オクトパス】を使用したpaellaがまさか本日食べれないのは腑に落ちないね。まだ食べ足りないしね」
ー何今の多国語が入り混じった必殺技みたいな名前?この人優雅な顔してゆっくり食べながらSickより平らげてたっけ?しかもジョッキサイズでtea飲むってどうなの?何杯も頼んでジョッキに移して…この人も変だ!ー
「んなメニューあったのか?海鮮は好き好ま無ぇからな…魚と野菜がメイン、だかんな」
「やっぱ肉と穀物だよね。魚は食べないなあまり」
「魚みてぇな面してんのにか?」
「そんな顔してる俺?」
ー…何で進行しないの?ー
「そりゃ、いいがプレマテリア。鞄の中は見たのか?」
「そうだよ。恐らくだがある筈だ」
ーなんなのさ!?ー
鞄の中を確認するとすぐに発見された。noteである
「誰かが入れたんだろな。恐らくダチだろ」
「悪意ならnoteの中身は明確だよ。善良なら褒美と友情の証だね」
noteをめくるプレマテリアの表情を見た
Sickは目を閉じ、【へっ!】っと笑いLectatは【フッ】っと笑う
輝きの眼差しでnoteの中を見ると世紀の発見の数々が彼の知能を埋め尽くした
「恐らくだが発信機を付けた奴がお前かダチの知識を危険に思ったんだろな?研究員だったか?missileはやり過ぎだがそれだけの一部が不都合に思う天才を妬んじゃねぇかな?」
「或いは研究の詳細で何かとてつもない程の成果を上げた君の友達が狙われたのを何かの間違いで君が狙われたのか?確定事項は無いが悪意ならnoteわざわざ仕込まなくても始末するしね。政府絡みなら確執だけでも抹殺対象はよくあるよ」
ーこの人達一体ー
「さぁ行くぜ!」
「そうだね」
「?一体何処へ」
「国境越えんだよ」
「君が狙われた理由を解明する為に助勢を頼もう。逃げるにも都合いいしね」

MAKER's Ownd

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