ANIVARS-ROAD14
『Researchers' feud』
上空から眺める景色を見てプレマテリアは二人の安全に安堵していた
「…君にも感謝しないとね。良かったよ彼等が死ななくて」
少年は唇を尖らせ不遜な態度が悪態する
「何となく彼等の読み通りになったのが気に食わないけどねぇ~まぁいいさ。君の安否だよ。まずは」
目元に細い黒髪の先端がかかり指先でくるりと回しながらはじき操縦席に両足を豪快に乗せ溜め息をする
後方の窓の前に椅子を置きながら空を眺めプレマテリアは会話を続ける
「研究の再開は三年後だっけ?事実なら丁度10年後の境目だよ。でもその時には誰がいるのかな?」
「ん~ん。釈放も先延ばしだから上手くいけば順調通りだけどさ…知ってた?【彼】の研究支援者の一人がさ。お偉いさんになったんだよ。僕によく頼んでくるあの蛇顔がさ」
「え!?それって何か変わる事あるのかな?確かに凄いtimingでの出世だと思うし…何か嫌だな。よりによって」
「丸ごと獲物呑み込み毒吐き散らさなきゃいいけどね。斑な変色慣用は嫌いなんだよね~どうした物か」
「でも依頼遂行も彼が言い出すよ。彼やあの権力者も暗躍するだろうし」
「だよね…それ」
!!!!!
激しい爆発音がし戦闘機は揺れ警告音が激しく警鐘しmonitor画面が警戒する!
「何!?」
「まさか!」
激しく上空で揺れる戦闘機はやがて炎が支配する
僅かにparachuteがゆるやかに降りる姿を確認したのは
長身のdark-brown-hairの男だった。黒のlong-courtに身を包み黒く指開きのglobeを着用した引き締まった体躯を持つ鋭く危険を纏う男
「さて…娯楽で終わるかまたは死闘が始まるか…興味を削ぐなよ?【特櫃者】」
嗄れた声が度を増した同時に感情と視線が鋭くなる
砲台から離れ早走に目的地に進行していた
かつて世界の紛争に身を置き数々の死線を潜り抜け戦闘を極め英談を語られる
【英雄】
彼の突出した能力は
圧倒的な戦術と暗殺
そしてSickとLectatが一致する言葉を述べた
怪物。如何なる存在も屈伏する
【覇者】だと
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